■違いが一目で分かるスワローテールで、いきなり最高峰に上り詰める。
--解説--
正当派の黒靴選びに外す事のできないスタイルの一つとしてバルモラルのプレーントゥは、誰しも筆頭に上げる一つのスタイルです。様々なブランドが群雄割拠する中に於いて、間近いの無い靴選びをしたいのであれば、まずはブランド選びから入ることは非常に重要なファクターとなっています。一歩ずつ階段を登って辿り着くのもアリですが、どうせなら無駄銭は使わずにいきなり最高峰に到達できれば嬉しい事はありません。ならばとお勧めしたいのが、このジョンロブが作るベケッツです。4アイレットという異形タイプの鳩目とウイングがそのままサイドカウンターへと連なるスタイル。切り返しが踵のウエルト方向スラントしているスワローテールデザインは、落ち着きのあるバランス感覚を持っています。シンプルなバルモラルデザインにあって、これほどオリジナリティーを発揮しているのも珍しく、ジョンロブデザイン様々と言える意匠が魅力的です。真上から見た時の切り返しりライン採りもアシンメトリーとなっているのは、ちよっとした遊び心が感じられるでしょう。
ロングノーズで気持ちスクエアトゥの8000番ラストを採用したEタイプウィズの木型は、無理のない足入れ感をもって迎え入れてくれます。ビスポーク張りのウエスト処理や3層に仕上げられるアッパー・ライニングの丁寧な作り込みは、何十年と履き続ける事を想定した作り込みと言えそうです。またアッパーにはジョンロブの中でも最高峰と言われているミュージアムカーフを使ったブラックレザーを奢られている贅沢さも見逃す事はできません。そして今回よりシューツリーが標準で付属となったのもトピックとして上げて良いでしょう。これにより素人にも手の出しやすくなったシンプルなプレーントゥバルモラルは、ファーストターゲットとしても照準を向けて頂きたいベーシックアイテムの一つとしてお勧めしたい逸品です。
1849年、超一流靴職人のジョン・ロブ氏が、ロンドンのSt.ジェームス・ストリートに靴屋を開いたことからその歴史が始まった。ビスポーク専門店として高い名声を得たジョンロブは、後の1902年、二代目がパリに支店を出すまでに成長を遂げていた。その後半世紀以上に渡り英国・仏国でのビスポークが話題となっていたが、その卓越した技術力を見い出したかのエルメスによって、さらなる資本注入が行われ、ジョンロブ・パリ(通称ロブパリ)が誕生したのである。英国に居を構えるジョンロブは、現在でもビスポーク専門店として活動を続け、多くの世界的著明靴職人を何人も輩出し続けている。一方のロブパリは、1982年頃からプレタを展開。いわゆるレディーメイド(既製靴)の製造が開始され、高嶺の花となっていたジョンロブが、いよいよ手の届くレベルとなったのである。ビスポークとレディーメイドという一見すると違うように思えるのだが、そのルーツは全く同じものであり、品質に関しては、エルメス傘下となった故に、尋常では無い徹底したクオリティー管理のもと、英国は靴の聖地と言われるノーザンプトンにて伝統のグッドイヤー製法を用いたハンドメイドシューズとして現在のラインが製産されている。大御所メゾンのエルメスにより提案される優れたデザイン、最高級素材、卓越したジョンロブの技術力が、高い次元で融合し生み出されるドレスシューズは、審美眼のある者たちの憧れのベンチマーク的存在となったのである。現在数多く存在する世界中のドレスシューズの原点がここにあるのだ。
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■主な特徴■
●大まかな底厚:トゥ約8mm〜ヒール約28mm
●底材材質 :レザーソール
●主な素材 :ミュージアムカーフ
●配色 :ブラック
(※画面の色と異なる場合があります)
●足入感覚または木型 :
●片足重量 :約500グラム
●内装素材 :フルレザー
●インソール :レザー
●アイレット :4穴
●靴紐形状 :綿平紐ろう引き
●再入荷可能性:× 在庫限りです
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お手入れ方法ですが、付属のシューツリーを入れてから作業すると効果的です。表面の埃をブラシ(ジョンロブ純正ブラシ)で払い落としてからステインリムーバーで古くなったクリーム類や汚れを除去します。続いて純正デリケートクリームを軽く指に取り、薄く均一に塗布するように良く擦り込んで下さい。ここで再度ブラッシングして下さい。続いて、ソールトニックでソール面をケアして下さい。コバは、コバインキ黒色をお薦め致します。ソールとコバが落ち着きましてから仕上げのワックスアップです。もし防水するのであればこの時点で行います。ナノプロテクトがお薦めです。スプレー後は、
ポリッシンググローブで表面を整えて下さい。部分的に白くなった場合は、ブラッシングすると取り除くことができます。最後にワックスアップですが、各社色々発売されていますが、使い易さと仕上りの良さで、モゥブレイのポリッシングワックスをお薦め致します。ポリッシングクロスと水を別途ご用意の上作業して下さい。綺麗に仕上りましたら、1日程ワックスが完全に固まるのを待ちます。最後にポリッシンググローブでポリッシングして完了です。靴を履かない時や長期保管の時は、シューツリーを入れて専用のシューズバッグに入れておくとアッパーが傷まず安心です。もしくは、湿気の無い部屋に飾って置くのも楽しみの一つですね。
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