■大脳シナプスを完膚なきまでに刺激し、物欲という煩悩を呼び覚ます。 --解説-- 究極のクライミングブーツであるマルモラーダは、イタリアの片田舎ドロミテ地方にある登山靴メーカーがひしめく中にひっそりと佇んでいるフラテリ・ジャコメッティという小さなファクトリーで作られています。彼らが何故このような超高級クライミングブーツを作ったかというのは、当店のマルモラーダ解説に譲るとしてここでは、このネロ×ロッソが如何に素晴らしいブーツかを解説していこうと思います。全身を手染めによるパティナート術で仕上げられたネロ×ロッソ。ネロは、黒を意味し、ロッソは赤い色を意味します。つま先は黒に染められていますが、ベースの赤が若干顔を覗かせていて、本来の黒ではない独特の黒を表現しています。サイドに向かうに従い徐々にロッソ色を強めて行っています。 全体的にアニローな艶感が与えられていて、とても瓦礫が転がる山登りで使う気にはなりませんが、それだけ高級感という佇まいを我々に見せつけてくれます。厚みのある革は、しっかりとした作り込みであるからこそのもので、それは履いてみれば一目瞭然です。頑強そうなD管やフック。極限まで細く仕上げられたコバ。そこに通るチェーンテッチ。様々な見どころを携えるマルモラーダは、ただ者では無いオーラに触れることができます。五感を刺激し、大脳シナプスまでをも完膚なきまでに攻撃する。もはや物欲という煩悩を抑えられる者はいないのです。 スタイル、素材、作り込み。現代のモノ作りで忘れかけていた職人の手仕事感が、今まさに眼前へと転がり込んできた時、あなたは居ても立ってもいられなくなるでしょう。買ってしまうとその時点で価値が下がってしまうモノがあふれる世の中、マルモラーダだけは裏切ることはありません。このクオリティーを目にしたその時、これが探し求めていた唯一無二の存在であることに気付きます。本物の存在感とはここまで違うものなのだという圧倒的なアドバンテージは、他の追随を許しません。将来間違い無くその価値を再評価されるであろう事は疑う余地もなく、その時に当時モノを持っていられる喜びは、何物にも代え難い幸せを呼び込むでしょう。 ※足入れ感は独特ですので、足入れ感項目をご一読の上サイズをお選び頂けると幸いです。 ※光源の強さや質、時間帯によって、彩度や明度が変化することがあり、写真と異なる場合がございます。以上ご了承の上お求め下さい。 ★スタッフブログ:その他の関連記事 在庫サイズは、以下「サイズ一覧→」タブをクリックするとごご覧頂けます。 ■主な特徴■ ●大まかな底厚:トゥ約20mm〜ヒール約30mm ●底材材質 :ビブラム社・ラグソール ●主な素材 :パティナート・ボックスカーフ ●配色 :Nero×Rosso/黒×赤(ボルドー系) (※画面の色と異なる場合があります) ●足入感覚または木型 : ●片足重量 :約750グラム ●内装素材 :フルレザー ●インソール :レザー ●アイレット :Dリング×3+フック×5 ●靴紐形状 :ナイロン混紡丸ヒモ ●再入荷可能性:× 在庫限りです | <メンテナンスTips> メンテナンスですが、その前に素材の特徴をお話させて頂きます。まず、パティーヌ仕上げは、製品完成後に職人の手作業で色を染め上げたものになります。植物染料で染めたものですので、紫外線が当たる事で徐々に退色して参ります。色目的には、おそらくもう少し明るいものになるだろうと予想されております。お手入れは、まずブラッシング(ALDENホースブラシ白毛)して埃を飛ばしてから(アニリンクリームまたはディアマント)を使ってお手入れして見てください。その際、あまり塗過ぎず、少量をポリッシングクロスなどに採り、優しく磨きあげるようにして塗布して頂くと宜しいかと存じます。もちろんこの時に靴紐は取り外してください。リムーバー等は取り合えずは不要です。初めは色落ちも致しますので、慎重にお手入れ下さい。1年以上お使い頂き革が落ち着いてきましたら、他のクリームもお試し下さい。艶感のコントールなど変化を持たせることができます。また、この頃になりますと色が変化していることと思いますので、少しダークに戻したいのであれば、コニャックやロンドンタン、ブラックなどのカラーを駆使してご自身でパティーヌを楽しむ事もできます。当店にお送り頂ければ当店で施工致します。あとは、自然な変化を楽しみ、想像力をフル稼動させてご自信のテクニックを信じて色々なメンテナンスをお試し頂くのもこの靴の楽しみ方です。『これが正解!』というのはありませんので、最後はご自分で一番楽しめる用品や方法を見つけて頂ければ幸いです。 | |