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戦前戦後のオールデン達

■実際に見て触れて来た昔々のオールデン
 毎年行われるオールデンコレクション。数は少ないけれど、選りすぐりのスペシャルシューズを拝めるとあって、毎年楽しみにしているのであります。これも靴屋だから許される特権か! ガハハハ。

さて、その特権をフルに活かしてお送りする今回のコーナー『戦前戦後のオールデン達』では、今は無きラストを使った60年前くらいのオールデンシューズを実際に見て、触れてきたというお話。もう一度作ってくれと言っても恐らく無理なものばかり。でもないか。昔はこんなの作っていたんだなあとか、これがベースとなってあの名作ラストが生まれたのかなとか、いろいろと想像させられる靴達に出会う事ができました。しかし、驚いたのがそのクオリティーの高さ。オールデンって今でこそ高級靴の仲間入りを果たしていますが、その思想はやはりここ何年かで築き上げられたものではありませんでした。当時から優れた技術とそれを巧みにデザインに起こすセンスが見て取れたからです。あと驚いたのが、極めて細いラストの数々。アメリカ人ってそんなに足幅が細い人が多いのかと感心してしまうほど。オールデンのラストでいうところのCかBかっていうくらい激細いラストを見る事もできました。ソールの形状や素材の違いも楽しいもので、これなんか今でも通用するんじゃない?っていうのもありましたし、道具として使い倒すことができるような靴とか、今だからこそ欲しいと思わせる靴もありました。将来復刻モデルとしてこの中からどれか登場する日が待ち遠しいのであります。
では、写真をご覧下さい。

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