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■靴の世界

 

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今日は場面。場面でたいへん重要な役割を演じる映画の中での靴の存在をすこーしだけ

お聞きください。最後までちゃんと読むとイイ事ありますよ!

 

Cinema

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北北西に進路を取れ アルフレッド・ヒッチコック ケーリー・グラント

エヴァ・マリー・セイント 米 1959

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99/1/...

 よく考えたらヒッチコック映画を観たのははじめてだったかもしれません。

 広告会社の経営者であるロジャーはある男性に間違えられ、誘拐されるだけでなく国際スパ

イ団の陰謀にまで巻き込まれてしまう。人違いであることを判ってもらえないと悟ったロジャ

ーは、本人を探し出すために逃亡する。ニューヨーク、シカゴ、サウスダコタのラシュモア山

といった地を転々としながら繰り広げられるこの映画からは、その映像の古さやシチュエーシ

ョンのさまざまに時代の流れのようなものを感じます。古臭いという意味ではまったくなく。

 

 これを観た最初、ロジャー役の俳優に「またしてもケーリー・グラント!」と、苦笑せずに

はいられませんでした。

 この映画のタイトルはなぜだかとても心に刻まれていて、発作的にどうしても観たくなって

借りてきました。ただ、そんなふうにいわば盲目的にタイトルだけしか頭になかったわたしは、

映画を観るまでタイトル以外のことに目を向けていなかった、というわけです。まあ、いいん

ですけどね。彼が出演している映画は、どんなものもどんなシーンも笑いの渦に呑み込まれて

しまうというのだけが、難点ではありますが。

 

 そういえばこのあいだ「西部警察」の再放送を偶然見ました。この映画といいそれといい、

昔のものはやることが大胆、というかわかりやすい。シンプルで必要なところだけが入り組ん

でいたり大胆だったり。もっとも、今はそれだけ簡単に人や物や街を破壊できてしまうからな

のかもしれませんが。そして楽しむ側も、複雑なものに慣れて、もっともっとをスリルと思っ

ているのかもしれません。でも、こういう映画を観ると、もっともっとがない空間のよさみた

いのを痛感します。

 

みなさんはヒッチコック映画をどの位ご覧になっていますか?私も映画の題名がすごく印象深

くいまでも鮮烈に覚えています。ラシュモア山の大きな顔の彫刻の見えるレストランで脚を組

むケーリー・グラントが履いていた靴はまだ少年だったわたしにすごいお洒落を感じさせてく

れました。サァーてその主演男優のケーリー・グラントの履いていた靴とはどんな靴だったで

しょうか?